嫌いな飛行機に乗って 

私は本来高い所は苦手です。スーパーのエスカレーターに乗った時でさえ、下は見ないようにしています。そんな私が飛行機に乗る羽目になったのは、アメリカへ留学していた娘に会いに行く為でした・・・ なぜ会いに行く事になったのか今では思い出せませんが、飛行機に乗る怖さだけが印象に残っています。そんな私が多い時は、年3回も海外へ行くのだから世の中分からないですね。未だに高い所を克服したとは言えませんが、飛行機に関しては、落ちる時は落ちると思えるようになってきたのは確かです。

私達が子供の頃は、アメリカンTV全盛時代でした。こんな事を書くと、年がばれるので本当は書きたくないのですが・・・へへへへへ サンセット77、ローハイド、家のママは世界一、等等、今では珍しくなくなった電化製品や、馬のに跨る勇士(小さい頃からおませでした。)や自動車等、どれを見ても憧れていましたよ。ディズニ-ランド、シー・ワールド、ユニバーサルスタジオと毎日飽きずに見て回りました・・・ 一通り見て回った後は、娘が住んでいた近くの海でボーと過ごしたり、セブン・イレブンのおじちゃんと仲良くなったり、ホームパーティに誘われたり、国民性の違いを感じたり、同じだったりと、人生の楽しみ方が大きく変わってしまいました。それからはせっせと娘の元に(本当はアメリカに)通う事が生き甲斐になってしまいました。しかし、渡米も10回を越すと見て回る物も無くなり、写真さえ滅多に撮らなくなってしまったのです。

そんな時、「お母さん、国立公園に行ってみない?」と誘われたのは・・・ それまでは、国立公園などに興味はなく、シティ派?を通してきた私。あまり関心を示さない私に、何度も誘う娘の勧めに、しぶしぶ連れて行かれたという風だったのです。でもどうでしょう!初めて見る雄大さに言葉を失い、感動で胸が一杯になりました・・・幾つになっても好奇心を忘れてはいけないと思いました。  それからは、今度は何所へ連れて行って?と催促する始末。娘と見て回る楽しさは暫くは止められそうにもありません。 これからも、体力が続く限り旅を続けようと思っています。

 

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